本日ご紹介させていただく本は【道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ~冤罪、虐殺、正しい心】です!
『冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!執筆8年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論! 』
本書の執筆に8年もの歳月をかけたというのですから、著者・管賀江留郎氏には感服の意を評します。
哲学や倫理学というと、人によっていろんな意見が出てくる難しいテーマですね。
本書の中で、著者が強く押し出しているのは「目の前の現実をありのままに観察することが、いかに困難であるか」ということです。
人間というものはどうしても色眼鏡で物事を見がちです。すでに知っているパターンにあてはめて物事を認識てしまい、知らず知らずのうちにそれが真実だと思い込み、その結果、悲劇と化していく現実…。
なぜか多数の人間が正しいといえば、マイノリティーは黙殺され、マジョリティーが正義であるという風になりがちですが、本書ではそんな道徳感情が巻き起こした冤罪の数々を緻密な調査の元、えぐり出そうとしています。
たまにはこういった難しめの本を読んでみるのも、頭の体操にいいかもしれません。
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