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我孫子武丸『殺戮にいたる病』買取強化中です

2014/7/07 カテゴリ: 査定情報

我孫子武丸さんの『殺戮にいたる病』を読んでみました。


衝撃の展開に、ついつい読み返してしまいました!




大都会の繁華街で、異常犯罪を起こした殺人鬼・蒲生稔!
彼は女性に淡白な男でした。

あるとき、稔は同じ大学に通う江藤佐智子と出会い、真実の愛に目覚めます。

これまでに感じたことがない強烈な愛に囚われた稔は、特別な方法で佐智子への愛を確かめます。
 

  殺された女を守れなかった後悔から事件を追う元刑事の男・樋口武雄

 姉を殺された、島木かおる
 息子に常軌を逸した執着を見せる母親・蒲生雅子

彼らを巻き込みながら、事件は意外な結末に向かって突き進む―――!




自分のことばっかり考えてちゃいけませんね。


本当に幸せになりたかったら、思いやりを持つことも大切です。



雅子の息子愛も、小さい子どもならいざ知らず、ハタチの大学生に向ける愛情ではありません。

雅子はなぜ、稔のことを気にかけなかったのでしょう。

息子の成長には男親が必要だとも認識しながらも、説得せず放置。
息子に反抗されたら、旦那が悪いと責任転嫁。

あれだけ息子に執着して、思春期のころに反発されなかったのでしょうか。


雅子は子ども第一と見せかけて、結局は自分が一番かわいいみたいですよね。

息子を思い通りにコントロールしたいだけに見えました。

もういい大人になっている息子の部屋のゴミ箱あさるなんて信じられません。

お互いにメリットないと思うんですが・・・



相思相愛ならば好きにすればいい話ですが、片想いはこじらせるとたちが悪いですね。


敏子が樋口に向けていた愛、かおるが樋口に向けていた愛もしかりです。


恋愛なんて、一歩間違えばストーカーにだってなりかねないシロモノです。

愛されるということが、必ずしもいいことだとは言えませんね。

樋口は被害者遺族として純粋に犯人を恨むこともできず、妻や敏子に罪悪感ばかり抱いていました。

敏子が自分を好きになってしまったばっかりに・・・
樋口は敏子に助けられたと言っていましたが、妻を失った弱みに付け込まれたようにしか思えません。



親子間でも、恋愛でも、愛情を注ぐのは勝手ですけれど、度を過ぎると相手の負担になることもあります。

節度が肝心ですね。




さて、ブックマニアでは、今日ご紹介した
殺人にいたる病
以外にも、我孫子武丸さんの作品を買取強化しております。
速水三兄妹』シリーズ
人形はこたつで推理する』シリーズ
弥勒の掌
シナリオや監修を手掛けたゲーム
かまいたちの夜』シリーズ
トリックロジック
などもお売りいただけます。
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