1. 古本買取ならブックマニア >
  2. 古本査定情報 >
  3. 首藤瓜於『脳男』買取強化中です

首藤瓜於『脳男』買取強化中です

2014/9/02 カテゴリ: 査定情報

2013年、生田斗真さん主演で映画化された『脳男』をご紹介します。

2000年に江戸川乱歩賞を受賞し、売上げは30万部を超えるサスペンスです。




茶屋は、身長190cm、体重120㎏の大男。
その巨躯を生かして刑事をしている。

彼が現在担当しているのは、世間をにぎわす連続爆破事件


最初の事件は、建設会社の社長像爆破だった。
犯行声明などはなかったが、現場にはネズミの死体が複数残されていた。
2件目は、パーティを行っていた占い師タレントの邸宅爆破。
幸いけが人はなかったが、1件目と違い、手掛かりは残されておらず、捜査は難航していた。
3件目、とうとう犠牲者を出してしまう。
殺されたのは国会議員。壊死性筋膜炎という奇病を患って入院しているところを狙った犯行だった。
4件目には、死者を4名に増やしていた。
爆破があったのは裁判所の門前。

これまで後手に回っていた茶屋たち警察が手掛かりをつかんだのは、このころだった。
爆弾製造に使った弓ノコが判明し、そこから犯人を割り出すことに成功したのだ。

容疑者は、緑川という会社員で、爆弾を作るため、とある倉庫を根城にしていた。


アジトに突入した茶屋は、そこで驚きの光景を目撃する。

緑川が、見知らぬ男ともみ合いになっていたのだ。
ふたりの関係性はつかめないが、緑川は必死に抵抗し、爆弾を使って逃走を図った。

すると見知らぬ男が、爆発に巻き込まれそうになった茶屋を助けてくれた

男は始終、丁寧な口調で話し、警察に連行されても、顔色ひとつ変えない



鈴木一郎と名乗る彼には、あらゆる感情がなかった――――




感情がない、というとちょっと変な気がしますが、冷徹人間ではありません。

鈴木一郎は幼少のころから、言われなければ何もしない人間でした。
泣くことも笑うこともなく、話すこともなく、立って歩くどころか座ることもなく、誰かが気にしなければ食事さえしない。

考えにくいことですが、欲求はあっても、欲求を満たす意欲がわかないそうです。



彼はたびたび、常人離れした記憶力を発揮します。
ひと目見ただけで本を一言一句違わずに暗記したり、進んで学習したわけでもないのに言語にも精通しています。

ちょっとうらやましいですね。
わたしなんて、本1冊どころか、1ページを空で言えるようになるのだって時間がかかります。
脳の作りが違うとしか思えません。


彼は、世界を見ているのではなく、映しているだけなんだそうです。
何かを見るとき、ひとの視点は目立つところにひきつけられるのが一般的ですが、彼の目は、ただ漠然と景色を映すだけ
そこにあるものが何なのか、注視しなくても、記憶できてしまいます。

もしかしたら、彼の記憶力のよさは、情報の取捨選択をしないころに起因しているのかもしれません。
文字を言葉ではなく、形として認識しているんでしょう。



世の中にはいろんな能力を持った人がいますね。




さて、ブックマニアでは、今日ご紹介した
脳男
以外にも、首藤瓜於さん作品
指し手の顔 脳男2
刑事のはらわた
刑事の墓場
事故係 生稲昇太の多感
などを買取強化しております。
お手元に眠っているお品物がございましたら、ぜひこの機会に現金化を目指してはいかがでしょうか?
小説、ビジネス書はもちろん、ゲーム、CDやDVDなども、高価・簡単・スピード買取のブックマニアにお任せください!
送料・手数料はもちろん無料!高速見積り、他社圧倒の高価査定、迅速入金も保証いたします!



皆さま、ぜひぜひお待ちしております!! 




買取お申込みはこちら 24時間対応! 梱包キットも無料!

買取センター
買取センター外観

大阪にある本買取センターには、毎日20名以上の本好きの査定スタッフが勤務し、お客様からお送りいただきました月間50000点を超える商品を1点1点、丁寧に査定しております。

古物商許可証番号

大阪府公安委員会
第621152103424号
GEEKS株式会社