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柳広司『ジョーカー・ゲーム』買取強化中です

2014/9/11 カテゴリ: 査定情報

柳広司さん『ジョーカー・ゲーム』をご紹介します。

2006年に「このミステリーがすごい!」第2位にランクインし、吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞しています。
2015年には亀梨和也さん主演の実写映画の公開も予定されています。




昭和12年、結城陸軍中佐が、スパイ養成学校“D機関”を設立した。
D機関で訓練を受けたスパイたちは世界各地へ派遣され、現地住民になりきって諜報活動をこなす。

しかし、軍の中枢たちはこれに反発した。
D機関で訓練を受けるのは、軍人ではないからだ。
一般の大学を卒業した“普通の民間人ばかり、軍人からすれば根性なしにすぎない。

だが、スパイに求められるのは、現地に溶けこむこと。
結城中佐は、軍人のように、天皇に忠誠を使う素振りを見せたり、自害するなどもってのほかだと言う。


憲兵隊からD機関へ出向を命じられた佐久間中尉からすれば、普通の大学出身者は過酷な訓練に耐えられないだろうと思っていた。

そんな佐久間中尉の思い込みは、真っ向から否定される。

一日足らずでわけもわからぬ言語を習得したり、ひと目見たものをすべて記憶したり、D機関の連中は異常な能力を見せつけ、佐久間中尉を圧倒した。


そんな超人たちを束ねる結城中佐、彼もまた、スパイとして敵国に潜入した過去があった・・・・・・




ハラハラドキドキのスパイミステリ『ジョーカー・ゲーム』!

魔王”の二つ名をもつ結城中佐はもとより、スパイたちは特殊な英才教育を受けて育ったかと思えるくらい、頭のぶっ飛んだ人間ばかりです。
佐久間中尉のような軍人たちのほうが、よっぽど人間らしい存在に思えます。

しかし、スパイとして長年潜入を余儀なくされれば、当然自分が何者であるのか、迷いも出てくるでしょう。
国のためという大義を掲げるわけにもいかず、敵に疑われることもできず、死ぬことも殺すこともできず、まともな人間がどうして生きられましょうか。



結城中佐によると、スパイは疑われたらすべておしまいだそうです。

映画なんかに出てくるスパイは、ハニートラップで敵を悩殺したり、最新技術を結集したスパイツールを使ったりしますが、『ジョーカー・ゲーム』にそんなものはありません。

長期戦も当たり前、現地で家族を作り、作戦が終われば捨てることもあります。
とにかくその人物になりきること、目立たず騒がず、息を潜め続けることばかり求められます。
ときどき裏で手を引くこともあり、まるで黒子のようです。



もしかしたら我々の近くにも、スパイが潜んでいるのかもしれませんね。




さて、ブックマニアでは、今日ご紹介した
ジョーカー・ゲーム
以外にも、柳広司さん作品
D機関』シリーズ
ナイト&シャドウ
楽園の蝶
ロマンス
最初の哲学者
などを買取強化しております。
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