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今回ご紹介するのは、心理カウンセラーとして、人間関係に悩むひとびとの心に接してきた川村佳子さんの著書『嫉妬のお作法』！！
醜い感情とされがちな嫉妬を受け止め、コントロールしてプラスに導く方法を説いています。
『嫉妬のお作法』によると、嫉妬心はマイナスばかりではないそうです。
ひとことに“嫉妬”といっても、さまざまな種類があります。
代表的なやきもち、やっかみ、ねたみ、だけでなくライバル心、競争心も嫉妬につながります。
前者はマイナスイメージですが、ライバル心なんかは適度に付き合えば自分の成長にもつながります。
まずは嫉妬心に嫌悪感を持たず、認めてみるといいかもしれませんね。
そもそも嫉妬心とは、自分と、自分よりも優位に立つ相手を比較したときに生まれる、“うらやましい”という感情です。
これは憧れにもつながる感情だそうです。
しかし、多くのひとは嫉妬からくるうらやましさと憧れは似て非なるものだと捉えているでしょう。
『嫉妬のお作法』は、相手への優位性が小さければ小さいほど、憧れはうらやましさになってしまうとしています。
たしかに、差が小さければ小さいほど、「どうして自分じゃなくてあいつなんだ！」なんて思ってしまう気がします。
雲の上にいるひとには、嫉妬心なんて湧きませんよね。
嫉妬心をプラスに働かせるには、嫉妬心との接し方が重要です。
嫉妬心がどういうものかわかると、嫉妬心が悪いだけのものではないという気がしてきませんか。
わたしも、これまで嫉妬心を感知したら、なんとか自分の中から排除しようとしてきました。
でも、嫉妬心を無理やり排除しようとしても、なかなか消えるものではありません。
意識すれば意識するほど、より強くなってしまうことだってありえます。
そんなときは、良い感情だとか悪い感情だとか気にせずに、嫉妬心と向き合ってみるといいそうです。
嫉妬心を見つめ直せば、冷静になることができますね。
不思議なことに、無視したり刺激したりせずに、自分の一部だと認めるだけで、心が軽くなるといいます。
嫉妬は上手に使えば、成長の糧にもなるすごい感情だったんですね。
さて、ブックマニアでは、今日ご紹介した
川村佳子さん『嫉妬のお作法』
以外にも、
水島広子さん『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』
『すべての「イライラ」を根っこから絶ち切る本』
井上裕之さん『やさしすぎるあなたが、少しずつ自分を出す練習』
小早川明子さん『「ストーカー」は何を考えているか』
などを買取強化しております。
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2014/11/04 カテゴリ： 査定情報
